出口から偏差値を見てみると

 今日は本当に寒かったですね。何か温かいものを食べようということで、「げた屋」という京風のうどん屋に行きました。上品この上ない味で、大変おいしゅうございました。

 前回に引き続き中受と高受の偏差値の検証です。

 今回は、大学合格実績をパラメーターとしてみましたが、使用したのは国公立大学の合格実績(合格者数)だけです。私立大学合格者数は、偏差値の高低と正比例しない部分がある(特に最上位に近いレベルの高校)からです。

 また、国公立大学は、東大・京大・一橋・東工大のみ3、他の大学は全て1を合格者数に掛けて、ポイントを出し、それを実績値と看做しています。

 対象は、神奈川県内の私立中高一貫(男子校・共学校)で四谷大塚の直近偏差値が45以上、および神奈川県内公立高校の偏差値(高校受験スタディ)57以上、の一部です。私立では、サレジオが大学合格実績がわからない、桐蔭は桐蔭中等と桐蔭学園の合格実績が合計で出ている、慶應はほとんど慶應大学にしか行かない、などの理由で入っていません。公立は、偏差値トップから6校の他は私が適当に選んでいます。卒業生数は考慮していません。

 ではまず、高校偏差値の修正なしでのグラフです。X軸が偏差値、Y軸が大学合格実績をポイント換算したものです。合格実績の換算は、例えば聖光では、東京一工合格者数が101人、その他国公立が52人なので、101×3+52×1=355となります。
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 黄色の直線は、私立中高一貫校だけの近似線です。
 公立は、そこから大きく右にずれていますが、その分布は楕円で示したように偏差値70までと70からで異なっているのがわかります。偏差値70より上で実績に大きな差が出てくるのは意外です。なお、港北の偏差値は57ですが、これより下の学校になりますと、国公立合格者数がほとんんど2~3人以下となってしまいます。

 次に、公立の偏差値から10引く補正をしたものです。
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 これでやっと湘南が近似線に接するくらいですが、他は皆近似線の右に位置しています。

 最後に、公立偏差値-15の補正をしたものです。
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 赤が、全校の近似線になりますので、これぐらいのところがフィット感があるようです。

 この結果からも、大学受験という切り口からの、神奈川の中高一貫校の中学偏差値と公立高校の偏差値の差はおおよそ15くらいと見るといいのかなと思います。

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この記事へのコメント

アンダンテ
2012年12月02日 22:46
お疲れ様です。これは、シンプルで説得力がありますね。私の実感とも、それから私立中高の先生をしている人の話などいくつかの聞いた話とも合います。もちろん、ざっくりした話ですが。

> 偏差値70までと70からで異なっているのがわかります。
について、ほんとの理由はわかりませんが、ひとつ思い当たることが。子どもが高校受験のための模試を受けていたころに気づいたのですが、日能研模試なら70以上の偏差値って「つぶれていて」あまり精度に説得力がないですよね…ところが、市進模試(高受)だと、80越えまでちゃんと意味のある順序づけがされている感じなのです。問題の性質と、集団のばらけ方の違いかと思いますが。
2012年12月03日 23:30
こんばんは。

 >シンプルで説得力がある
 狙っていたことなので、嬉しいです。

 もうすぐ本番ですね。月並みですが、良い結果となりますように。

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