特集「学習塾は今」2

 これも新聞記事からです。以前に書いた読売の特集の続きです。

 (3)は「IT駆使 指導を効率化」です。

 ここでは日能研が取り上げられています。

 以前は塾での拘束時間の長さで有名だった日能研が、「受験勉強は教室で完結」させて宿題は出さず、家庭では長々と勉強しなくても良いというやり方に変わっていて、それを支えるのがITによる徹底した効率化だという話です。

 ITを使って苦手分野を把握し、適切な教え方を見つけ出すという効率化が進んでいるということです。

 そうだとすると日能研のビジネスモデルは家での復習が受験勉強の要というサピックスとは正反対のようですが、どちらがより多くの支持を集められるのか、中学受験も過熱感が去ろうとしているこれからが勝負のようです。

 (4)は「公立一貫 新たなニーズ」ということで、公立中高一貫校対策コースを他に先駆けて開設して栄光ゼミナールが紹介されています。

 学力テストを課さない公立中高一貫校でも、「小学校で学んだ内容では太刀打ちできない。特別な勉強が不可欠。」であり、塾による公立中高一貫対応へのニーズはあるということです。

 ただし、東京の公立中高一貫校の卒業生が来年初めて迎える大学受験の結果によっては公立中高一貫の教育そのものへの評価が変わり、ブームが落ち着く可能性があると指摘しています。

 (5)は「「個別」「大手」かけ持ちも」ということで、個別塾はトーマスのことが書かれています。

 これは各家庭の考え方なんでしょうが、記事で紹介されているかけ持ちの費用は締めて月に12万5千円、子供は1週間ずっと休みなしで毎日どちらかの塾ということで、とてもウチにはまねできません。

 この記事、最後に「過熱する中学受験は、ひとつの塾では満足できずにかけ持ちするという新たな現象を生み出している。」とまとめていますが、さらっと書いている赤字下線部は今現在本当なんでしょうか。

 (6)は「親身・綿密 小規模の良さ」ということで、横浜にある啓進塾という2教室だけの塾を紹介しています。

 この塾、全然知りませんでしたが、栄光や麻布の合格実績で定評があるそうです。

 塾長は「学校は『教育の平等』のもとに、他人との差に気付く機会を奪っている。受験をきっかけに競い合うことで、子どもたちは自分を発見し、自己を鍛える目標を見つけることができる」と言っているそうです。(新聞はみな「子ども」と書くんですね。)

 このコメントなど、この特集の1回目・2回目のトーンとは反対ですが、この特集、特別のポリシーを持って書かれているわけではないようです。

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この記事へのコメント

通りすがり
2010年09月14日 15:12
「供」は、目下の人に使うから、結構前から「子ども」になってるらしいよ。
そういえば、「友達」も「友だち」だって、小学校の先生に注意されたな~
宛名に「殿」が失礼だって、会社で叱られたし・・・
難しいな、にほんご。。。
2010年09月14日 21:43
通りすがりさん
 こんばんは。
 敬称としての「殿」と「様」の使い分けと、「様」を「さま」と書くのとは問題が違いますよね。
 そもそもひらがなで書くとなんでOKなんでしょう。発音したら一緒ですよね。

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